ペンは剣よりも強し(2022/7/10)

この言葉を信じられることは幸せだ。

でもこれは真実を言い当てた言葉ではなく、目指すべき理想を示す言葉だろうと思う。

一つ前のブログで民主主義について書いたけど、イデオロギーを問わず国家が政治を治めるためには、国民の行動を多少なりとも法律で規制せざるを得ない。とは言え人間の行動を縛る、それも全国民の行動を規制するなど現実的に無理。

剣は必ずペンの隙間から刃を覗かせて人を傷つける。結果、やはり剣はペンよりも強い。どんな主義主張も一発の銃弾や一本のナイフにより具体的な形で否定される。

日本の政党政治は5.15事件や2.26事件によって否定された。逆に民主化を求める天安門広場のデモは当局の警察力によって否定された。

「日本の夜明け」を目指して改革を進めた坂本龍馬は反体制と見做されて暗殺された。

ロシアとの核戦争を避けるためにトルコからの撤退を決めたケネディは、強硬派の軍部高官に暗殺された(多分)。

だから

正しいと信じる主義主張は皆で共有し、議論によって間違いを修正しながら考えを受け継いでいくことが大事なんだ。

さあ、選挙に行こう。

タイトルとURLをコピーしました