多様性とは?

多様性を尊重しましょう。

どうやらこれが今の先進国自由主義社会での「正義」です。
肌の色や社会的な地位、貧富の差、男女の性差、思想等によって差別を受けたり迫害されることがあってはなりません。

しかし何故、突然この言葉が叫ばれ始めたのでしょうか?誰が言い始めた?
ふと疑問に思い考えてみたのですが、きっかけはやっぱり9.11のあの事件でしょうか。

国際正義の名の下に世界の警察を自負し、しかし建国から200年以上他国に本土を攻撃された経験がないアメリカが、いきなり自国内のビルを丸ごと破壊されてかなりのショックを受けたと思います。

あの時に目覚めた人がいるんじゃないか。
俺たち調子に乗ってたね。アメリカの正義が世界の正義じゃないんだね、と。

アメリカという国は自らがイギリスからの移民の国であり、また様々な地域からの移民を受け入れてきた移民国家です。その一方で先住民や黒人を迫害したことはいったん置くとしても、人種のるつぼと呼ばれる多様な移民を統治してきた実績があります。個人の自由は最大限に尊重され自治体にも独自の行政を行う強い権限があり、これらを包括的にまとめる手段として論理性や合理性を重視し契約による縛りを実行する。この仕組みは間違いないのだと納得できるのに、それが通用しない社会が存在するとは思わなかったのでしょう。

ふと思い出せばアメリカはそもそもイギリスから来たキリスト教徒の国です。もちろん国内には仏教徒もいればイスラム教徒もいるわけですが、それぞれが自分の宗教を守りながら「アメリカ」という箱の中で矛盾なく暮らしています。しかし国家と個人の関係と同じ論理で他国と接するならアメリカの立場は国家の上位、言わば「神」でなければなりません。それは流石に(笑)というところですね。反アメリカの国が指摘するのはここでしょう。

合理的な統治を「科学」とするなら、その対岸にあるのが宗教なんだろうと思います。宗教には宗教の論理や正義があり科学だけが正義とは言えないのです。つまり正義は1つだけではなく、また1つにすることもできません。世界共通の1つの正義を持つということは、これも自由主義が嫌う「独裁」に繋がるからです。そして独裁の中からはまた新しい正義が芽生えるでしょう。こうなると無限ループですね(笑)。しかし無限ループはもう1つのトレンド「持続性」と呼べるのではないでしょうか。それにより今目指しているSDGsに合致します。

多様性という理想が争いの無い世界を阻害するのなら、多様性が引き起こす争いを受容することを「平和」と呼ぶしかないのかも知れません。戦争はむしろ多様性の証でありそれが平和ということなのだ、なんて言ったら袋叩きにされそうですが(笑)

コメント

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